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全国の空き家の見える化

総務省統計局、「平成30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の概要」で、空き家に関する調査報告がありました。
その報告によると、
「空き家率は13.6%と過去最高」であること、戸数では846万戸と、平成25年と比べ,26万戸(3.2%)の増加となっている
総住宅数に占める空き家の割合(空き家率)は13.6%と,平成25年から0.1ポイント上昇し,過去最高
これまで一貫して増加が続いており,昭和63年から平成30年までの30年間にかけて452万戸(114.7%)の増加
となっています。

地域で見ると、
甲信,四国地方で高い空き家率となっており、最も高いのは山梨県の21.3%で,次いで和歌山県が20.3%,長野県が19.5%,徳島県が19.4%,高知県及び鹿児島県が18.9%などとなっている。一方,空き家率が最も低いのは,埼玉県及び沖縄県の10.2%で,次いで東京都が10.6%,神奈川県が10.7%,愛知県が11.2%
となっています。

平成25年と平成30年の空き家率の変動をリストしてみると、愛知県が-1.1%(空き家率が1.1%減少)、広島県が0.8%現象、埼玉県、熊本県、北海道、山梨県が-0.7%となっています。逆に、空き家率が増加している都道府県は、福島県が2.6%、宮城県が2.5%、岩手県が2.3%と東北地方の増加がみられます。

 

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日本全国の住所マスターデータがオープンデータとして公開

日本全国の住所マスターデータがオープンデータとして公開

Geoloniaと不動産テック協会から、日本全国の住所のマスターデータが公開されました。無料で公開されており、ID登録等も必要なく、全国データが一括でダウンロードして利用することが可能です。素晴らしいですね。

年に1度の更新となっている国土交通省日本郵便のデータをソースとしていながら、月1回の更新を実施している点もポイントかと思います。

データには以下が含まれています。

  • 都道府県コード
  • 都道府県名
  • 都道府県名カナ
  • 都道府県名ローマ字
  • 市区町村コード
  • 市区町村名
  • 市区町村名カナ
  • 市区町村名ローマ字
  • 大字町丁目コード
  • 大字町丁目名
  • 緯度
  • 経度

ちなみに、このマスターデータには、父島、母島以外に、南鳥島、聟島、硫黄島西之島も掲載されています。

geolonia.com

 

retechjapan.org

 

ExcelとPower BI Desktopの地図系表現力比較

Excelに付いている3D Mapと、Power BI Desktopのプレビュー機能「Shape Map」、日本語では「マップのシェイプ」の比較。


厚生労働省公開の平成27年市区町村別生命表を利用し、都道府県別に色塗ってみました。女性の0歳の余命を利用しています。赤い色が濃い程余命が長くなっています。

 

3D Map(地名付き画像です)は地図の表現力が特徴。平面以外に地球儀風に見せる、地図に地名を入れることもできます。
Power BI Desktopはそもそもプレビュー版ですが、標準で日本の地図が入っていないことから、TopoJSONフォーマットの日本データを自分で探す必要があります。地図の表現力はそのデータ次第となります。市区町村のデータを使えばさらに細分化して表現させることも可能となります。

お手軽な3D Map、拡張性のあるPower BI Desktop、そんな感じ。f:id:oneonet:20200816104710p:plain

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