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データビジュアライゼーションの魅力

データビジュアライゼーションの魅力

データの集合から切り口を見つけて視覚化することで、データの価値を高める行為だと考えています。技術的・科学的なモノをイメージする人が多いと思いますが、手法、材料他全てに制約を付けずに作品を生み出す芸術的な行為だと自分では考えています。

出来上がった物への評価は当然ながら、データを見つけ出す、視覚化する視点を考える、好きな道具としてExcelを多用しますが、それによる視覚化が完成した時の嬉しさも他には代えがたい何かだと感じることができます。

データを見つけ出す行為は実に単純です。キーワードで検索するだけ。少し変え、大きく変え、思い描くもしくは想像もしない何かを見つけるまでの楽しさ、見つけた時の嬉しさ、まるで宝探しのようです。時間をかけてダウンロードしてみたら想像と全く違うものだった、IDを登録してようやくダウンロードできるようになったのに、なんてこともあります。そうかと思えば、素晴らしいビジュアライゼーションが目に飛び込んでくることも。これだからやめられません。

最近見たものの中で特に興味深いものが、ワシントンポストのWEBで紹介された皆既日食の記事です。この記事では、皆既日食がいつどこで起きるか回転する地球儀上にプロットして表現してくれました。自由に回転させることができ、気になる皆既日食の跡をクリックすることで、その皆既日食が何時起きるのか確認することができます。日本では、2035年9月と、2063年8月に見られるようです。しかも、自分の生まれた年を入力することで、ご丁寧に寿命を計算し、この世を去るまでに後何回皆既日食が発生し、主にどこで発生するのかまで教えてくれます。私の場合は多くはアフリカで起こるそうです

データビジュアライゼーションの魅力、いや魔力と言っていい何かに引き続きを目を向けていきたいと思います。

 

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solar eclipse

 

 

www.washingtonpost.com