愛知県の安心・安全マップがリリースされました。2020年10月1日より公開とされていましたが、とうとう公開になりました。特徴を紹介したいと思います。
まずはなんといっても地図の種類がGoogle MapとOpen Street Mapを選べること、そしてOpen Street Mapを選んだ場合は複製が可能であると注意書きがあります。逆に言うとGoogle Mapを選んだ場合はこの場で見るだけということですね。名古屋駅付近を確認したところでは、Open Street Mapの情報量は十分です。路線の情報はOpen Street Mapのほうが書き込みが多いように見えます。この選択素晴らしいですね。
続いては確認できる犯罪や事故の種類です。犯罪・侵入・不審者・交通事故に加え、「特殊詐欺」と「ぼったくり」が選べるようになっています。「特殊詐欺」を選びマーキングされた地域をクリックすると、オレオレやキャッシュカード狙いといった詳細を確認できます。「ぼったくり」というジャンルで確認できるのは大変珍しいのではないでしょうか。実際に確認してみると中区で発生しているようです。名古屋市の繁華街ですね。このマップでは愛知県でここだけということになってます。
交通事故については、死亡事故の赤マーカー、重症事故の黄マーカーで表示されます。密集地を確認しようと広域にすると地点表示からエリア表示に切り替わってしまいます。ピンポイントで生活地域、目的地域を確認するようなイメージかと思います。カラフルな地図上の色マーカーが見にくいと思われた方は、画面上部の「モノクロ」ボタンをクリックすると地図だけモノクロになります。よく考えられてます。地元の方は、事故地点確認しておくべきでしょう。
オープンデータとして情報を公開して頂けるとなお良いのですが、いかがでしょうか。
